広島DOJO感想

九州支部隊長のdaiです。

 

遅くなりましたが、広島ゴー宣DOJOの感想です。

僕にとっては、久々の生ゴー宣DOJO。皆さんの意見を聞くのはやはり面白い。よしりん先生、もくれん師範、笹師範だけでなく、久々の切通氏、ゴー氏と大須賀氏の同級生コンビ(僕も同級生です!そして、おぼっちゃまくんも。)さらに、ちぇぶさんや三味線さんの乱入まで。「満足ボタン」を押したいです。

 

まずは、大須賀氏力作の映像。まるで映画のようにストーリーがスムーズに自分の感覚の中に入っていきます。だけでなく、やはりよしりん先生の絵!大画面にするとなお迫力があり、その画力には圧倒されるものがありました。しかし、今考えるとこの映像、議論の伏線になってましたね。

 

僕はDOJOの前に平和祈念資料館に行ってきました。内装が現代的で、逆に展示物に違和感があったぐらい、そして、博物館的に「客観性」を意識していたように感じました。資料館が大幅にリニューアルされて、蝋人形などが無くなったのはPR動画で知っていましたが、僕はこうの史代さんの「桜の国」で資料館を見た女性が吐き気を催す場面を見ていたので、そういったものが無くなったのに少し寂しさも感じました。

けど、これこそがもしかしたら、外国人「観光客」の観覧者が増えた要因かな?とも感じました。奇しくも大須賀氏が指摘した予約システムの名前が「アソビュー」、そして、よしりん先生が指摘した観覧の最後にある評価ボタンの「満足」ボタン。「悲惨さを伝える」意図から離れて「観光地化」されちゃったように思えるし、「客観性」というよりは、「主体性」を放棄したということかもしれません。

 

そう思うと、なんだか情けなくなってしまいました。自分たちは怒りを発することができない、そして、今では苦しんだことも言えない、で、口にできるのは「過ちは繰り返しませぬから」だけか?

 

なので、DOJOで皆の本音が聞けたことがよかった。ちぇぶさんの「あれじゃ、伝わらない!」、ゴー氏の「日本は核を持たなければ」、そして、切通氏が原爆が落とされた後の広島の写真に「カタルシスを感じた」と言っていたのは個人的にツボでしたw

 

でも、よしりん先生の言葉にはやはり圧倒されるものがありました。「二度も原爆を落とされた、三度目は避けたいから核を持つ」…なんと力強い言葉だろう。「核を落とされないためにはどうすべきか」強力な主体性を持つ、そして、説得力のある言葉!他者の不確かな善意に依存せず、かといって、所詮この世は弱肉強食だというニヒリズムもなく、むしろ、より強い相手から自分たちに有利な条件を引き出そうとする強かさ…これこそ政治家に見習ってほしいですね。

 

国際情勢は必ずしもいいとは言えず、アメリカ大統領選でトランプが当選したため、今後は力がよりものをいうことになるかもしれない。しかし、今回のDOJOでの主体性のある発言ができるのは日本の中に置いて数少ない希望です。

 

やっぱり、ゴー宣DOJOは最高です!!