真実を知る快感に注意!

九州支部設営隊員のぷにゅっくすです。
よしりん先生の先日のブログによると、コロナウイルスの分析で大きなご活躍をされている井上正康名誉教授が、尖閣諸島侵略について陰謀論を信じてしまったとのこと。

 大変残念な思いとともに、いつか見たような光景だなあとも感じました。


私たちは、なにかの事象に疑問を感じている時、「真実はこうだ!」として、一見すれば異端な説を断言されると、大きなショックを感じるとともに、
「そうだったのか~~!!」という脳の快感を感じるのではないか?と思います。
戦争論でも、本来のテーマは「公と個」でしたが、単純に読めば、その当時の通説と異なる「真実」が示されることで、今まで信じていた権威を墜落させる快感と、
自分は真実を知ったんだという優越感とで、脳の快感になって、曲解されることもあったかと思います。


今回のコロナも同じことで、コロナウイルスや、ワクチンについて本当かなあ?という疑問から、「真実はこうだ!」という快感に囚われてしまって、
そのうち、ワクチンはビル・ゲイツの陰謀だとか、憲法を改正して強制接種をしようとしているだとか、
ウクライナは闇の政府に支配されていて、プーチンは開放するために戦っているだとか、
突拍子もない話を疑わず信じるようになるのかなと考えます。

 


あくまで、自分の脳みそで分析して、真実を探ること!
真実を知る快感には注意!と、感じました。